アルコールが与えるダイエットへの影響
- Daiki Suto
- 2016年6月28日
- 読了時間: 2分
世田谷区三宿にあるパーソナルトレーニングジム、
axis mishuku(アクシス ミシュク)に所属するトレーナーの須藤です。
毎年、夏はBBQやビアガーデン、海などでお酒を飲む機会が増えてくるのではないでしょうか?
今回はアルコールが体に与える影響について書きたいと思います。
アルコールの過剰摂取は体には良くないという認識は誰しも持っているかと思います。
お酒を飲めば気持ちが大きくなり、楽しい時間が過ごせますが、長期に渡る過剰な飲酒は
肝臓への負担やアルコール依存といった健康上、重大な問題を引き起こしかねません。
ダイエットをされてる方であれば、
アルコールが脂肪の蓄積を促進し、
身体組成に大きな影響を与えることを認識しておく必要があります。
アルコールは1gあたり7kcalもあります。
これは炭水化物(1gあたり4kcal)やタンパク質(1g あたり4kcal)よりも多いことになります。
カロリーだけを見てもアルコール摂取はダイエットに好ましくないことがわかりますね。
そしてこのアルコールの働きがさらにあなたの体を肥満に近づけていきます。
アルコールが体に入ると、栄養素の調整機能は一旦ストップし、アルコールの分解を最優先事項にします。
筋肉の合成や、脂肪の分解に体が働いてたとしても、
アルコールが体に入ることによりそれまでの身体の中での作業は停止されます。
つまり、
アルコールを摂取することにより、筋肉の合成も進まなければ、脂肪分解、燃焼も進まないのです。
これはアルコールの量に関係なく少量のアルコールでもこの反応は起こります。
さらにはアルコールが分解されると、
脂肪酸の合成と脂肪分子の生成に関わる物質が生まれ、結果的に体脂肪の蓄積にもつながります。
とは言っても、お酒が大好きな人がいきなり飲酒をやめるというのは辛いことだと思います。
毎日のように飲まれてる方はまず、飲酒の量を少しずつ減らしてみる努力をしてみてください。
適度なアルコール摂取には血圧低下など健康的な効果もありますので、
生活と体型の向上・維持を両立させるには飲酒は週に2回程度にすることをお勧めします。
くれぐれも飲みすぎには注意を!

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