筋肉を増やすと増えてるもの
世田谷区三宿にあるパーソナルトレーニングジム、axis mishuku(アクシス ミシュク)に所属するトレーナーの緒方です。
6/24の【「基礎代謝を上げる」とはどういうことか?】で
「ダイエットをするなら運動して筋肉をつけて基礎代謝を上げて痩せましょう!」
を鵜呑みにするのはNGだと説明しました。
ですが中には、運動をして筋肉をつけた事で痩せられた、という方もいると思います。
それはなぜなのでしょうか。
基礎代謝と活動代謝について
筋肉が1kg増えた場合に基礎代謝は1日あたり15〜50kcal増えると言われています。
当然、筋肉が2kg増えれば基礎代謝は30〜100kcal増えるという事になります。
ですがこれ、ジュースを少し飲んだらオーバーしてしまうような数値です。
では、なぜ痩せられたのでしょうか?
ここで消費カロリー(代謝)についてご説明します。
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消費カロリー(代謝)とは
基礎代謝が約7割(6〜7割)
活動代謝が約3割(2〜3割)
食物誘導性熱代謝が約1割
これが消費カロリー(代謝)の内訳です。
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この3つの中の「活動代謝」に注目して下さい。
活動代謝とは、
立ったり座ったり、歩いたり走ったり、話をしたり、トレーニングをしたり。
1日の中でカラダを動かした時に使われるエネルギーの事なのです。
・・・勘の良い方は、もうお解りですよね?^^
そうです。
運動して筋肉をつけて痩せたという方は、
基礎代謝で痩せたのではなく、 活動代謝が増えた結果として痩せたのです。
ここを基礎代謝と混同させてしまっている方が多いと思いますが、
この違いを知ってると知らないじゃ行く先(ゴール)が変わるんです。
「運動して筋肉つけて基礎代謝を上げて痩せましょう」
ではなく、
「内臓に気を配り、基礎代謝を上げる」
「運動で筋肉を活性化させて、活動代謝を上げる」
コレで、あなたも夏を満喫できます^^!