理学療法士の仕事とは?
世田谷区三宿にあるパーソナルトレーニングジム、 axis mishuku(アクシス ミシュク)に所属するトレーナーの樋口です。
理学療法士(Physio therapist:以下PT)の資格を持って仕事していますが、
いったいどんな資格なのと思っている方も多いと思いますので、きょうは説明を少し。
僕が思うPTはですね(あくまで僕の考えですよ。整形外科分野で。)
理学療法士がやっていること
身体の動きを評価して、修正できるスペシャリストですかね。
立ち姿だったり、姿勢をみたり、歩いたり、立ったり、走ったりしている所をみて、
動きの悪い関節や、硬くなっている筋肉、弱い筋肉などのバランスをみたり、
身体の歪みをみたり(左右等しい身体なんて人はまずいません。それが普通。)して原因を見つけます。
そしてその原因を自分の持ってる引き出しの中から適した技術で改善します。
技術はたくさんあります。
筋トレ、ストレッチ、呼吸エクササイズ、筋膜リリース、関節マニュピレーション、関節モビライゼーションなどなど。
その中で何を選ぶかは人それぞれ、PTそれぞれに得意な技術は違います。
対象は手術後のリハビリ、手足の痺れ、五十肩、ゴルフ肘、腰痛、膝痛などの痛み全般だったり、
スポーツ選手や愛好家を対象にパフォーマンスアップなども行います。
どのような場所で働いているのか?
働く分野も様々です。
整形疾患、脳神経疾患、小児疾患、呼吸疾患、循環器疾患などお医者さんと同じように色々と分野があります。
すべての分野に対応できるPTもいれば、一つの分野しか対応できない理学療法士もいます。
ちなみに僕は整形疾患、特にスポーツ整形を専門としています。他は自信ないっす。すいません。
他分野は優秀な友人がいますのでお困りの方はご紹介致します!!
どの世界もそうですが、PTの資格を持っていても皆さんが同じ質のサービスを受けれないのが現状です。
10人いれば経験も違うし、技術も違う。
ベテランが腕がいいわけでもないし当たり、ハズレが大きい業界かもしれませんね。
最近は特に30代、40代のPTが病院外で仕事をしている事も増えてますね。
訪問リハステーション、プロスポーツクラブ、整体院、コンディショニングジムなど色々な場所で仕事をしています。
病院内だけではやりたい事に制限があったり、給料が中々上がらないだったり理由は様々ですが。
僕も病院外で仕事をしているPTです。
スポーツリハ外来非常勤、専門学校講師、セミナー講師、老人保健施設非常勤、パーソナルトレーナーなどをしています。
外に出てみると色々と大変です。
マネジメント、マーケティング、財務管理、ブランディングなどなど知らない事だらけです。
そもそもPTは開業権がないので養成校のカリキュラムにそんな授業ないですしね。
やりがいはあるし、勉強にもなりますがおすすめはしません。
病院時代の毎月給料をもらえる事がどれだけ心に平穏を与えてくれるか…今は毎月ドキドキですよ!!
がんばるぞー!