四十肩、五十肩の原因は背中にあり!!
三軒茶屋・池尻大橋エリアのパーソナルトレーニングジム、 axis mishuku(アクシス ミシュク)に所属するトレーナーの井上です。
今日は最近若い人にも増えてきている四十肩、五十肩についてお話しします。
四十肩、五十肩とは?
「四十肩」「五十肩」はひと昔前まで、加齢による体の部位の老化が原因でと言われていました。
この病名は通称であって、正式には「癒着性関節包炎」といいます。
しかし、最近は20代、30代にも同じような症状が見られ、子供でもリスクがあるといわれています。
肩の関節を包む関節包が固まって周囲に張り付いてしまい、
ロックがかかっているような感覚が発生し、ほとんど肩を動かせなくなってしまいます。
そこで無理やり動かそうとすると、今度は筋肉や腱を痛めてしまう悪循環に陥ってしまいます。
症状が出てしまった場合の対処方法は?
病院に行き専門の施設でリハビリをすることをオススメします。
残念ながら、自然治癒をすることは稀で、年齢を重ねるごとに悪化してしまう可能性もあります。
整形外科に行って痛みを和らげる注射を繰り返していても根本的な原因は解決されていません。
しっかりと専門家の指導を受けましょう。 重要なのは、未然に防ぐことです。
あなたの生活習慣が近い将来四十肩になることを助長させている可能性があります。
日常的に肩まわりを使うような運動量の多い仕事をしていれば話は別ですが、
そうでない人にとっては、すぐにでも予防のための習慣を身に付けた方がいいです。
症状が出てしまった場合の対処方法は?
デスクワークが多い場合、首まわりの緊張を感じ、肩まわりはあまり気にならないかもしれません。
しかし実際には、首まわりの緊張を和らげるためには、
肩や背中をしっかり動かした方が、首まわりのマッサージやストレッチするより効果が高いのです。
なぜなら、肩こり首こりは肩関節自体の動きが悪くなることで起こることが多いからです。
肩から先の上腕や前腕から血液を送り出すことで肩、首の血行を促進することができます。
1時間に1度は、パソコン作業で固まった肩を回したり、背伸びをしたりして緊張をほぐしましょう。 あとは腕を使うスポーツをしたり、トレーニングで肩周辺の筋肉を使う機会を増やすことが重要です。
テニス、バレーボール、バドミントン、ボルタリング等腕を高く上げる必要のあるスポーツが良いです。
このとき、利き手ではない手を使ったり、より使うように意識するのも、予防する方法といえます。
トレーニングができる場合は背中の筋肉強化を!!
パーソナルトレーニングやジムでトレーニングをするなら、
肩のトレーニングはもちろん、背中のトレーニングを多く取り入れましょう。
普段の仕事中の姿勢によって背中が丸くなり、猫背になり、筋肉が固まっている可能性が高いです。
この状態でトレーニングをしても、逆に肩の痛みを招いてしまう危険性があるからです。
背中のトレーニングにより、この悪い姿勢の改善や
四十肩、五十肩の予防・改善効果は十分に期待できます。 肩まわり、背中の筋肉は老化によって痛みを引き起こしやすいだけではなく、
筋肉が小さくなってくる場合が多く、健康的な身体に見えなくなってしまいます。
魅力的で健康的な身体づくりのために肩まわり、背中の運動習慣は必須です。
できることからはじめてみませんか?